製品名 | グリーン・エコライト(据え置き型) |
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型番 | FLH10G-2 |
製品概要 | 干渉縞による透明体の目視検査は、従来は低圧ナトリウムランプを光源として行ってきました。しかし、2019年3月に世界で1社だけ残った低圧ナトリウムランプの生産工場が生産終了・事業廃止となり、現在は市場在庫のみとなっています。 市場では低圧ナトリウムランプに変わる光源について、いくつかの方式による代替方式が検討されてきましたが、十分な性能を得るにいたりませんでした。 そこで弊社では、従来のナトリウム光照射装置のニーズの分野を重視し、従来の製品と同等の性能を有し、代替になり得る製品開発に着手しました。 そしてこの度、弊社の独自技術を駆使して、低圧ナトリウムランプと同等の機能を持った新製品『G・ECOLIGHT』(グリーン・エコライト)を完成させることがでました。これにあわせて、特許も取得しております。 |
製品特徴 | ■干渉縞を見ることができる面光源装置です。 |
製品仕様 | 名称:グリーン・エコライト(据え置き型) 型番:FLH10G-2 寸法: 本体:W430×D130×H203mm(取っ手、ネジ類除く) 発光面:260×150mm 重量:3.6kg 電源電圧:AC100V(90V〜110V) 電源周波数:50/60Hz 消費電力:52W 照度:1,750ルクス(発光面中心部付近) |
販売価格 | オープン価格(詳しくはフォームよりお問い合わせください) |
お客様の評価 | 1)干渉縞が非常によく見えた。(A社生産技術セクション) |
規制等について | ■照明関係に関して考えられる規制として、いわゆる水俣条約による水銀添加製品の規制があります。この水俣条約で規制される水銀添加製品には、規制が適用される製品と除外される製品があります。本製品で使用しているランプは、構造上は直管型のランプです。 ■どのような水銀添加製品が規制の対象になるかは、「水銀に関する水俣条約(和文)」の「付属書A 水銀添加製品 第一部 第四条1の規定の適用を受ける製品」(P.60, P.61)に記載があります。 ■この中で直管型のランプについては、次のように記載されています。 ■次のものに該当する一般的な照明用の直管蛍光ランプ(LFLs) (a)電球当たりの水銀含有量が五ミリグラムを超える六十ワット未満の三波長形蛍光体を使用したもの (b)電球当たりの水銀含有量が十ミリグラムを超える四十ワット以下のハロリン酸系蛍光体を使用したもの ■本製品で使用しているランプは、1本あたりの水銀含有量は5mg以下であり、また三波長蛍光体、ハロリン酸系蛍光体を使用していませんので、規制から除外される製品となります。 ■従いまして、製造、使用に関しましては、今後も継続して製造、使用していくことが可能であると、現時点では考えております。 ■なお、本製品を海外に輸出される場合、輸出貿易管理令に基づく該非判定書の発行も可能です。 ※水俣条約に関する和訳(縦書き)は以下のPDFを参照願います。 https://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/int/minamata.jyobun.wayaku.pdf 第4条 水銀添加製品(P.11) 付属書A 水銀添加製品(P.60, P61) ※当該和訳の横書きもありますので参照願います。 https://www.env.go.jp/council/05hoken/y0512-06b/900421707.pdf |
G・エコライトの操作性の向上について | ■お客様が据え置き型のG・エコライトで干渉縞を観察される場合は、G・エコライトを手に持って観察するが、特別仕様の支柱等でG・エコライトを一定の高さで保持し観察するかのいずれかです。 ■手に持って観察する場合は相当な腕力が必要となり、特別仕様の支柱等を準備する場合にはコストアップ等の問題があります。 ■そこで、問題解決策として、G・エコライトをVESA規格に対応させ、モニターアームに固定することによりスタンド式で使用できるようにしました。上記のイメージ図をご参照下さい。 ■アーム部分は、市販のモニターアームが使用できます。アームの使用により、光源部分を必要な高さ・必要な方向に向けることができ、操作性が向上します。 ■なお、モニターアームにつきましては、弊社側でG・エコライトとセットでご用意することも可能ですが(別売)、お客様サイドでご用意いただいても結構です。その場合、以下の仕様を満たしたモニターアームをご準備願います。 <モニターアームの仕様> ・耐荷重: 6kg以上の荷重に対応しているもの ・VESA規格: 100mm×100mmに対応しているもの ・取り付け方法: クランプ式、グロメット式 ・可動方向: 垂直水平可動タイプ |